平成維新の提案
自立支援法案が通り、障がい者の方は、大変お困りでした。「先生、何とかしてよ!」という声をいただきました。私に言われても、と困惑しました。困っている方からは、医療費をいただかない、ことぐらいしか出来ないのにと思いました。
私も、診療、少しの研究活動で、多忙な毎日ですが、夜の10時以降は、政治関係の本を読むことにしました。やっと、日本が進むべき方向性が見えてきました。
それは、これ以上のアメリカ追従を止め、日本独自の生活者のための国にするべきと考えます。経済の無秩序な拡大から、適正化に移行するときです。スウェーデン、ノルウェーなどが、ヒントになると思います。スウェーデンは社会民主主義で税金が途方も無く高く、人口も少ないので、参考にならないと、誤解を持っている方がほとんどだと思います。私も誤解していました。スウェーデンでは、住民にとって、税金以外のすべてが、生活費とレジャーなどに充当されます。社会保険料や健康保険料はなく、医療、教育費はゼロで、生命保険料は名前すらありません。不慮の事態や老後の心配は無く、貯蓄は不必要なのです。セカンドハウスを持ち、ヨットを楽しみ、5週間のバカンスがもらえます。多くの中間層が主に地中海地方でバカンスを楽しみます。スマトラ沖地震で、スウェーデンの方が被災された報道が記憶に新しいと思います。医者のステイタスは高く、全体的にゆったりとした労働です。ちなみに、変則労働の看護職は週に38時間勤務、在宅サービスは週に35時間の勤務体系がとられています。税金を考えるときに、第1に議論されるのは、負担面ではなく、どう使われ、いかに還元されるか、なのです。
では、本題に戻って、日本に必要なことは、1)18歳以上の国民皆投票を目指すということ、2)公務員制度改革、です。
第1:国民皆投票の実現
「政治を、決断するのは、国民自身である」という原則があります。これまでは、どうせ、選挙に行っても、誰が政治をやっても変わらないよ、という雰囲気がありました。しかし、今、大きく変わる、変えなければならない時期に来ています。
今の政治の不祥事は、実は、すべて国民が作ってきたものなのです。官僚、政治家を責める前に、自分をもう一度、見直してください。住民のため、国民のためを考え、行動する候補者を選ばなければなりません。しがらみ、義理、人情、などで投票していませんか。
先日、投票率が上がれば、自民党惨敗という記事がありましたが、情けないの一言です。スウェーデンの投票率は80%を越えています。80%以上の人が、私と違う意見を持ち、違う方向に行ったとしても、私の本望です。そのためには、候補者の顔がよく見える選挙が必要です。宣伝カーでの連呼で投票する人はいないはずです。地方分権が必要な今、地方議会の候補者の顔がよく見える選挙にしなければなりません。
「政治に無関心な人民は愚かな政治家に支配される」、というのが、現実に起きているのです。
第2に、公務員制度改革
官僚が、これまでの日本にとって、大変重要な役割を果たし、高度成長の一役をになってきたのは、事実でしょう。優秀な人の集団でしょう。でも、社会保険庁の問題、税金の無駄使い、裏金、天下りなど、行政をとりまく不祥事をなくさなければなりません。今の官僚に胸を張れる人は一人もいないはずです。天下り先を期待して、官僚になる方は少ないと思います。もう一度、今度は、国民のために、行動し、胸をはっていただきたいのです。国会は地方分権化を打ち出しています。国民が納得し、国民が幸せを享受できるシステムを構成してほしいのです。それを後押しするために、次の2つの制度が必要です。
a) 情報公開システム:
行政と市民の関係は対等です。国民に主権があり、国民の税金で、国民のために仕事をしている以上、原則公開の義務があります。
行政は、決定責任者の氏名を記載のうえ文書化しなければなりません。後日、公開請求があった場合に責任の所在を明らかにするためです。
b) 公的、中立性、強力な調査権をもつオンブズマン制度
法にもとづいて、国や地方自治体などから、任命・委嘱されたものが、
市民の権利・利益を行政権力から守ります。国会、官僚、地方議会、地方
行政を、国民の立場から監視する制度です。つまり、行政上の行為によっ
て国民の権利・利益が侵害されたときに、国民からの救済の申し立てをう
けて、すぐに調査を行い、迅速に救済の処置をしてくれる国家機関であり、
さらに、常に行政機関の行動を監視し、違法・不当な行為について調査を開始できる国家機関です。オンブズマンには処罰の権限はありませんが、裏金なども厳しく処罰されなければなりません。
オンブズマン制度は、行政監視の任に当たる公的制度であり、独立性(中立の立場)をもち、強力な調査権限が必要です。私が提唱するオンブズマン制度は、市民オンブズマンでも、現在の国が提唱しているオンブズマン制度ではありません。これらでは、もっとも大切な、公共性、中立性、強力な調査権限はもてないからです。国のオンブズマンは、現在、総理府の外局である総務庁に設置されています。政府部内の活動であり、中立性、独立性はありません。家内が私を監視するようなものであり、オンブズマン制度ではありません。
スウェーデンの国のオンブズマンは、正義感あふれ、法律に精通する人物の中から、多くは最高裁などの上級裁判所の判事が選ばれています。
最後に、これらの提案は、未熟で、間違いもあるかと思います。
しかし、職種を問わず、一人でも、大まかに、私の意見に賛同し
ていただける方がいらっしゃったなら、メール(neshiryu@yahoo.co.jp)
で御連絡ください。日本の住民のため、国民のため、新しい国づくり
を、ともに考え行動していきましょう」
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